インターネットを通じて使用していない住居の貸し出しを行うAirbnbが人気を博したのは、オリンピックの宿泊施設の不足問題を解決したからです。当時のオリンピックのホスト国は旅館の経営者が少ない事に悩みを抱えていました。目立った観光スポットが存在しなかったので、オリンピック終了後に維持費を確保出来る保証がありません。それ故に宿泊施設の運営に参加しようとする人が少数だったのです。当時は小規模だったAirbnbの運営は、その問題を解決すべく立ち上がりました。それによりAirbnbの存在が世界中に認知される運びとなったのです。限られた季節にしか機能しない観光スポットが存在する国においても、旅館の経営者不足は死活問題だと言われています。それを見事に解決出来る可能性を持つAirbnbが歓迎されないわけありません。そして昨今では住宅の再利用が投資対象として人気を集めています。遺産として相続された家屋は古い状態のままでは利用者が現れません。しかし近代的な住居の機能を追加したり古くなっている部分を改装する事で、現代の住居と遜色ない雰囲気を得られます。それによって使い物にならなかった建築物を魅力ある商材に進化させ、賃料を得るというのが一般的な住宅投資です。しかし古い家屋に大金を使ってリフォームやリノベーションをすると、多大なリスクを抱える事になります。住居を改装した時点ではリスクしか存在しておらず、利用者が現れなければリターンによってリスクを打ち消せないからです。改築した住居を使った資産運用は投資額の回収が第一段階だと言われています。それをクリア出来ない限り利益を得られる日は到来しません。逆に言えば投資額をごく僅かに抑える事が出来れば、利用者が現れるだけで利益を得られる可能性があるという事です。だから一般的な住居を貸し出すだけのAirbnbによる投資運用が人気商材になりました。利用者の中には文化や特色の残る住居を好む人も存在するので、無理して改築サービスを利用する必要がありません。